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2010年06月 アーカイブ

役立つかもしれないです・・・その3

見当

一つの絵柄を印刷するために2色以上の刷り重ねが必要なとき、絵柄の位置を合わせる目印(マーク)にする細い線のことです。

紙の表と裏の絵柄の位置を合わせるときにも用います。

印刷物が仕上がって周囲を裁ち落としたとき、このマークが中に入っていないように仕上寸法の外につけます。

昔は複十字形のものを用い、形がトンボに似ていたのでトンボと呼ばれたが、現在では細い線を十字の形にして使います。

レジスターマークともいう。

カラー印刷物のように、複数の版*の刷り位置を合わせる必要のあるものは、各版のそれぞれ同じ位置にトンボをつけます。

各版のトンボが一致しない、すなわち絵柄がきちんと重ならずにずれて印刷されたことを"見当がズレる"、"見当が合わない"、"見当不良"などといいます。

トンボは、なるべく細い線で作ること。

また見当が合っているかどうかを見るときは、必ずルーペを使うことです。

見当の合わない理由としては、印刷機上での給紙方法、胴仕立て、用紙の湿度による伸縮など、主に印刷に関係する場合と、フィルム貼り込みやトンボ貼り込みの失敗などが考えられます。

役立つかもしれないです・・・その4

管理用ゲージ、チャート

製版や印刷の工程を標準化するために用いられる、特殊パターンの形成されているフィルムのことです。

製版するときに原稿の横につけたり、印刷版の端に焼き込んだりして使用します。

露光量、解像力、網点の太り(ドットゲイン)、画線の太り、濃度、グレイバランス*をチェックするものなどがあります。

露光量や濃度をチェックする代表例にグレイスケールがあります。

これは、濃度が段階的に変化しているもので、印画紙やフィルム状になっています。

ドットゲインを知るには、同じ網点面積率でスクリン線数を変えて組み合わせたものがあり、ドットゲイン・スケールと呼ばれます。

解像力を知るためには、スターターゲット、解像力テストチャートなどが使われます。

これらの管理用ゲージ、チャート類は、いずれも製版や印刷で発生するトラブルを肉眼や濃度計を使って簡単に知ることができるように作られています。

管理用ゲージ、チャートは、用途に合ったものを選ぶことです。

それぞれの特長を理解し、使い方を誤らないようにしなければなりません。

そして、管理用ゲージ、チャートの評価基準を確立することが大切です。

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